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2018年3月30日
大学スポーツコンソーシアムKANSAI創設記念シンポジウムに
本学藤本淳也教授と軟式野球部主将が登壇

3月25日(日)、立命館大学いばらきキャンパスにて4月に本格的にスタートする関西圏の大学競技スポーツの連携組織「大学スポーツコンソーシアムKANSAI」(以下、KCAA)の創設記念シンポジウムが行わ始めにKCAAが担う役割や運営組織など全体像の説明が行われた後、『第一部 大学生が仕掛ける「する・みる・ささえる・つくる」大学スポーツ』と題し、関西の8つの大学から9名の学生によるプレゼンテーションが行われました。「する」「見る」「支える」「つくる」という視点から各々の活動内容の現状や課題を報告し、KCAAへ期待することなどが発表されました。本学からは、「支える」視点で、軟式野球部の深瀬 改 主将(3回生)が登壇し、『学連活動を通して感じた大学スポーツ振興への期待』と題したプレゼンを行いました。

本学軟式野球部 深瀬 改 主将(3回生)

本学軟式野球部 深瀬 改 主将(3回生)

深瀬主将は、大学軟式野球の認知度や関心の低さと、ほとんどの大学の軟式野球部が学生による自主運営であることから学生への負担が大きいという現状を報告。また、自身が所属する冨山ゼミで参加した、笹川スポーツ財団主催スポーツ政策コンテストで発表した『大学のゼミで人とスポーツのつながり』を紹介しながらスポーツ振興につながる案を提案しました。

それらを踏まえ、KCAAへはリーグ運営や財源確保のサポートや学生ソーシャル活動のサポートも担ってもらえることを期待したいと話しました。また、「高校球児には甲子園球場、大学硬式野球には神宮球場があるように、大学軟式野球にも憧れの舞台や目標をつくれば、学生たちの意識が上がります。イベントデーなどをつくれば試合の魅力も向上するのでは」という意見も述べていました。

深瀬君のプレゼンの様子

深瀬君のプレゼンの様子

第二部では、KCAAの副会長に就任予定の本学 藤本淳也 教授がファシリテーターを務めるパネルディスカッションが行われ、『大学スポーツコンソーシアムKANSAIへの期待と未来予想図』というテーマで、福岡洋一茨木市長、株式会社梓設計 常務執行役員 永廣正邦氏、株式会社三井住友トラスト基礎研究所 主席研究員 福島隆則氏、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシースポーツ事業センター 星久幸氏の4名がパネリストとして登壇しました。

パネルディスカッションにてファシリテーターを務める本学 藤本淳也 教授

パネルディスカッションにてファシリテーターを務める本学 藤本淳也 教授

藤本教授は、各パネリストの立場から見る大学スポーツや可能性についての意見を踏まえた上で「私たちは今日のように、もっともっと外の意見を聞く機会を持つことが、大学スポーツ、KCAAが長く発展していく、そして関西を、日本を元気にするアイデアや経験値が湧いてくるのではないかと感じました」と締めました。

大学スポーツコンソーシアムKANSAIは、今年4月1日より設立・始動します。

*大学スポーツコンソーシアムKANSAIの詳しい内容は後日改めて当HPで掲載いたします。