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2017年11月7日
見事優勝!悲願の5連覇達成!
女子ハンドボール部、王者の威信を賭けた戦い

大阪体育大学 女子ハンドボール部

決勝戦に臨んだ女子ハンドボール部は、23対18で大阪教育大学を下し見事5連覇を達成。

「高松宮記念杯男子第60回・女子第53回平成29年度全日本学生ハンドボール選手権大会」は、11月3日〜7日までいしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市稚日野町北222)で開催され、男女とも各学連を勝ち抜いた32校が激突。女子ハンドボール部は50年連続50回目の出場となりました。

7日の女子決勝戦は大体大と大阪教育大学(以下、大教大)の激突。試合開始直後は、両者出方を伺うような動きを見せましたが、先制点は大体大。1分44秒、DASH選抜アスリート、サウスポーの中山佳穂(1年)が目の醒めるようなシュートで1点。思わず拳を突き上げる仕草に控え選手もガッツポーズで応え歓喜に沸きます。

6分半、大教大のシュートで2対2の同点に追いつかれるも、大体大は着実にポイントを重ね逆転を許さず。服部沙紀(3年)がゴールを決め7対4と3点のリードを奪ったところで、最初のタイムは大教大がとりました。

大体大は終始、緩急入り交じったパス回しで着実に得点。6点のリードをもらった直後、キーパー馬場敦子(4年)の的確な判断で相手ゴールへ直接ロングシュート。慌てた大教大は円内にてボールカットとなりファール。大体大はPKのチャンスを確実にものにし12対5。前半は13対9、4点のリードで終えました。

試合中

後半も試合は大体大ペースで進みます。

21分半、身長158センチと小柄ながらエネルギッシュなパフォーマンスをみせる近藤万春(4年)が、ディフェンダーに阻まれながらも意地の1本。さらにその直後、倒されながらも強いシュートで22対15。勝利を大きくたぐり寄せました。

試合終了5秒前に大教大に1点を返されるも、結果23対18で快勝。選手層の厚さを感じさせる力強い勝利をもぎ取りました。

選手、監督、スタッフ激励のため会場に駆けつけていた岩上安孝学長は「1年間の練習の成果が実った。日々の努力が花開き、こうして大輪の花となり大変感激している。勝因はやはりチームワーク。監督の楠本先生が選手一人ひとりにしっかりと向き合い、適切なアドバイスを送っていたことが今日の優勝へと結びついた」とコメント。大きな拍手で選手一同を讃えました。

優秀選手には馬場敦子、近藤万春、北原佑美、谷華花(いずれも4年)の4名が選出。特別賞に輝いたのは中山佳穂(1年)。トロフィーが授与されました。また、このチームを優勝へと導いた楠本繁生監督は優秀監督賞を受賞し、最高の結果で今年度を締め括りました。

表彰式

表彰式では優勝旗が再び大体大の元へと手渡されました。

 

試合中

優秀選手に選ばれた馬場敦子主将