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2017年8月30日
「JAPAN RISING STAR PROJECT 世界で輝け未来のトップアスリート」 第2ステージ in 大阪体育大学

JAPAN RISING STAR PROJECT

2016年10月に発表された「競技力強化のための今後の支援方針(通称:鈴木プラン)」では、アスリートの発掘が重要課題であると位置づけました。これを受け公益財団法人日本体育協会(通称:日体協)は、独立行政法人日本スポーツ振興センターからの委託により、将来性豊かなアスリートを発掘するための事業として「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」を展開。2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、有望なアスリートを発掘していくことを目的に実施しています。そのプロジェクトを支える測定会場に、関西エリアでは唯一スポーツの拠点として大阪体育大学が選ばれました。

8月20日(日)「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」の第2ステージとして、本学第6体育館を会場として開催されました。参加者は中高生を対象に、近畿地方をはじめ幅広いエリアから集まりました。

測定会では、午前中「共通測定」として、垂直跳び、30m走、20mシャトルランを実施。午後は「専門測定」として、水泳・飛込、ウエイトリフティング、ハンドボール、ラグビー、ソフトボール、ボート、自転車といった各競技の特性にあった身体能力の計測を行いました。

測定内容は、水泳の「飛込競技」を想定し胸椎や腰椎の柔軟性の指標となるブリッジ幅や、ラグビー競技など機敏性を判断するためのイリノイテストなどおよそ9項目。これまで自身が携わってきた競技ではない、未経験の競技に対する潜在的な能力を探るきっかけを掴んでいきます。

測定会である第2ステージを通過したアスリートは、11月から全国各所の会場で開催される最終の第3ステージに進みます。最終ステージで合格した者は、各競技団体が強化育成コースへと導き、競技毎に世界レベルの指導者が付き、トレーニングが開始されます。

「ジャパン・・ライジング・スター・プロジェクト」の中から、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで活躍するスターが誕生するよう、国をあげた取り組みでアスリートの支援を行っています。

大体大DASHプロジェクトでは、スポーツ庁や各スポーツ団体との連携協力を密に図り、大体大ビジョン2024がめざす「拠点づくりビジョン」の具現化と推進に取り組んで参ります。

 

イリノイテスト
イリノイテスト
自転車エルゴメーター(wattbike)
自転車エルゴメーター(wattbike)

 

ブリッジ幅
ブリッジ幅